子宮鏡・通水検査が終わり、前院X病院での最後の診察がありました。
前院X病院で治療方針について聞いたことや、タイミング法からのスタートを勧められた理由などについて書いています。
不妊検査で問題はなし。タイミング法を勧められる
私たち夫婦は、子供を持ちたいと考え始めてからすぐに(2023年3月上旬~)不妊治療専門病院で検査を始めました。
子宮卵管造影検査では両側卵管閉塞疑いとなりましたが、通水検査(子宮鏡下選択的卵管通水法)をしたことによって両方の卵管が通りました。
そして基本的な検査が全て終わった後に診察がありました。
先生からは「夫婦ともに不妊の原因となるものは特にないので、タイミング法から始めましょう」
と言われました。
すでに転院先(Y病院)を受診していてX病院では治療の予定はありませんでしたが、念のため治療方針の話を聞いてみました。
すでにタイミング法からスタートするための同意書も用意されていました。
出張が多いなら、精子を凍結して人工授精
夫は海外出張が多く、長期間不在のことが多々あります。
そのため、タイミングをとることが難しい場合があります。
それに対しては、「タイミング法が難しいなら、あらかじめ精子を冷凍しておいて人工授精をすれば良い」とのこと。
ただ、私たち夫婦の考えとしては採卵が上手くいって複数の胚盤胞を凍結しておきたいという気持ちがありました。
ステップアップの目安について
- タイミング法(3~5回)
- 人工授精(3~5回)
- 排卵誘発剤+人工授精(3回)
- 体外受精・顕微授精
前院X病院のステップアップの目安については、上記のように説明を受けました。
夫と以前話し合った時、「ステップアップしていく過程で気持ちがしんどくなりそう」という考えで一致しました。
(あくまでわが家の場合の考え方です。)
また、私は今35歳です。
もしタイミング法・人工授精が上手くいかなければ36歳になり、出産は確実に37歳以降になります。
最初から体外受精をすることについて
「最初から体外受精をするのはどうなんでしょうか?」と聞いてみました。
先生は「えっ!?」と驚いた表情でした。
高額な費用が掛かる
もちろん知っていましたが、体外受精はタイミング法・人工授精よりも費用が掛かると説明を受けました。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクがある
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスクについても説明がありました。
私の場合はAMHが4.5なので、卵がたくさんできて副作用が起こるデメリットがあるとのこと。
おそらくこの病院は、高刺激をメインで行っているのだと思います。(過去の情報によると。)
患者さんに身体的・経済的な負担をかけないために、先生や病院なりの方針があることが分かりました。
知ることができて良かったです。
卵管の再閉塞の可能性について
卵管が再閉塞してしまう可能性についても聞きました。
造影検査で閉塞疑いになった理由としては、下記のような理由が考えられるそうです。
- もともと卵管が詰まっていたor狭くなっていた。
- 造影検査の時にたまたま卵管が狭くなっていた。
そして、通水検査で通った卵管が再閉塞してしまう可能性はあるとのことでした。
今後、再閉塞していることに気が付かないでタイミング法や人工授精をしていたら、それはそれで切ないなと思いました。
掛かった費用
最後の診察で掛かった費用:1,150円(保険適用)
子宮鏡検査後だったので内診も行いました。
前院の通院は終了。転院先で体外受精へ
前院の先生が治療方針について丁寧に説明してくださり、勉強になりました。
また、私たち夫婦の考え方には体外受精専門病院の方針のほうが合っていると再確認できました。
タイミング法から始めることを前提に次回の受診日を伝えられましたが、X病院はこの日が最後となります。
初診の日はめちゃくちゃドキドキしながら行きましたが、最後は穏やか~な気持ちで病院を後にしました。
もちろん、転院することは言っていません。
立つ鳥跡を濁さず…!
転院前最後の診察・タイミング法を勧められた理由 まとめ
以上、前院X病院での最後の診察で治療方針について聞いたことや、タイミング法からのスタートを勧められた理由などについてでした。
先生や病院の方針は様々なので、自分たちの考え方になるべく近い病院を選ぶことが大切だと思いました。
これからは、転院先の都内の体外受精専門病院で体外受精の準備に入ります!