不妊検査を始めて治療に進む前でしたが、転院することを早々に決めました。
この記事では、私が転院を決めた理由について書いています。
もともとの不妊治療の予定(計画)
私たち夫婦は、不妊治療の専門病院(以下X病院)で検査を始めました。
きっかけは通いやすさや、病院の知名度でした。
当初は治療もX病院で続けるつもりでいました。
ところが、気になる点がありました。
子宮卵管造影検査の結果をきっかけに考え方を変える
子宮卵管造影検査で卵管閉塞疑いと分かってから、X病院で治療を続けるという考え方が変わってきたのです。
もともと私たちは自然妊娠へのこだわりはなく、早い段階での体外受精を視野に入れていました。
X病院での子宮鏡検査・通水検査を控えている段階ではありましたが、結果がどうあっても(卵管が通ったとしても)最初から体外受精をしようという結論に至りました。
ちなみに卵管が閉塞している場合、卵管鏡下卵管形成術(FT手術)をするという方法もありますが、X病院では行っていませんでした。
(取り扱ってないわけではないが、治療実績を見るとここ数年0件で推移していました。)
最初から体外受精にチャレンジすることに対して、夫婦で特に揉めることもなく、あっさりと方向性が決まりました。
体外受精の成功率が全国平均よりも低い
X病院で体外受精をせずに転院しようと思ったのは、X病院の「体外受精の成功率の低さ」です。
体外の成功率が全国平均を下回る数字だという点が気になりました。
「この成功率だと、単純計算では体外受精の保険回数(6回)を超えてしまう…」
と、不安に感じました。
一瞬、X病院で2~3回体外受精にチャレンジしてだめだったら転院するという考えも浮かびました。
でも、凍結胚の輸送は考えていないし、良いグレードの胚盤胞を泣く泣く放棄して転院しなければならない可能性も起こりえます。
それは避けたい。
それに私の年齢(35歳)的にも、悠長なことは言っていられません。
できる限り少ない採卵・移植回数で妊娠したいのなら、やはり成功率の高い病院へ転院するべきだと考えました。
病院によって体外受精による妊娠率に大きな幅があることを知って驚きました。
そのほかの転院理由
体外受精の成功率の低さ以外にも転院を決めた理由があります。
それは「クレジットカードが使えない」という点です。
不妊検査・治療の費用って大きいですよね。
保険適用とはいえ、大きなお金が飛んでいく…
通院のたびに多額の現金を持って行くのが面倒で、毎回現金で支払うのが苦痛でした。
(クレカ決済を導入すると病院側の負担になるのは理解していますが、長い目で見ると機会損失では?とも思います。)
不妊検査中に転院を決めた理由 まとめ
以上、不妊検査中に早々に転院することを決めた理由についてでした。
X病院の先生や看護師さんは良い方ばかりで、その点で転院するのは残念なのですが、ここは前向きな選択として転院先で治療に進みたいと思いました。
ここから、体外受精を始めるために転院先を探し始めることになりました。
後日、上野にある「よしひろウィメンズクリニック」(体外受精専門病院)に転院しました。